WordPressの“神”プラグイン9選(制作者向け)
すっかり夏ですね。
ティラミス氷がおいしいです😋
本日は「WordPressの“神”プラグイン9選」と題しまして、星の数ほどあるWordPressプラグインの中でもとくに優れたプラグインをお送りいたします。
弊社の実案件でもインストールされることが多く、現場でもバリバリ働いてくれている子たちを厳選しました!
ではどうぞ。
もくじ
- 1 1. SEO系ならまかせて! Yoast SEO
- 2 2. 地味だけどできる子 Duplicate Post
- 3 3. 面倒なタームの並び替えならCategory Order and Taxonomy Terms Order
- 4 4. 固定ページを並び替え! Simple Page Ordering
- 5 5. 投稿も並び替え! Post Types Order
- 6 6. 管理画面をスッキリ! Admin Columns
- 7 7. カスタムフィールドのことなら任せて! Advanced Custom Fields
- 8 8. カスタム投稿はプラグインで管理しよう! Custom Post Type UI
- 9 9. 確認画面付きフォームなら! MW WP Form
- 10 まとめ
1. SEO系ならまかせて! Yoast SEO
WordPressのSEO系プラグインといえば、「All in One SEO Pack」と、この「Yoast SEO」の二大プラグインですが、弊社案件ではさまざまな面から総合的に判断して本プラグインを利用するケースがほとんどです。
多機能すぎるこのプラグインですが、最もその価値が光るのは「各ページごとにスニペット(タイトル・ディスクリプション)を設定・調整できる」という点で、投稿や固定ページのみならずアーカイブページや検索結果、404ページなども広範に設定可能な点もグッドです。
また、設定漏れがちなソーシャルメディア用のOGP(Open Graph protocol)も初期設定でいい感じに設定してくれるため、「TwitterでURLをツイートしてもカードが出ないんだけど!!」なんてミスも防げる素敵すぎるプラグインの筆頭です。
2. 地味だけどできる子 Duplicate Post
その名の通り、いろんなものをduplicate(複製)してくれるシンプルなプラグインです。
「テスト投稿を10記事さっとあげたい」、「お客さんには用意したテンプレートの投稿を複製して記事を書いていってほしい」、そんなケースで輝くプラグインです。
Duplicate Postという名前ですが、投稿だけでなく、固定ページやカスタム投稿、後述のAdvanced Custom Fieldsのフィールドグループや、MW WP Formのフォームなどにも幅広く利用できるため、とにかく入れておいて損はない、そんなプラグインです。
また、複製する要素(タイトル・タクソノミー・投稿日時・作成者など)も指定できる点もナイスです。
3. 面倒なタームの並び替えならCategory Order and Taxonomy Terms Order
ここから、3.4.5. のプラグインは、その役割がやや被ったり被らなかったりするシリーズなのですが、いずれも管理画面で何かしらの順序を視覚的に並び替えしやすくしてくれるプラグインたちです。
このプラグインは意外と実装するのが厄介なタクソノミーのタームの並び替えをしてくれるプラグインです。
カスタム投稿「メンバー」の投稿をタクソノミー「部署」ごとにget_posts()
したいときに「部署」の五十音順に並べ替えたいときなどに活躍します。
4. 固定ページを並び替え! Simple Page Ordering
こちらは固定ページの順序を並び替えしやすくしてくれるプラグインです。
WordPressにはそもそも順序なるものが用意されてはいるのですが、いちいち固定ページごとに数値を割り振っていくのは地味に面倒なもの。そんなときにこの子が役に立つわけです。
グロナビやサイトマップなどでget_pages()
するときなどに活躍します。
5. 投稿も並び替え! Post Types Order
上述のプラグイン同様、並び替え系のプラグインですが、こちらは投稿やカスタム投稿の並び替えを担当するプラグインです。1つのプラグインですべての機能をまかなってくれればそれに越したことはないのですが、上述の2プラグインと合わせて1セットで利用すると最高にGOODです。
カスタム投稿「メンバー」を偉い人順に任意で並び替えたいときなどに活躍します。
6. 管理画面をスッキリ! Admin Columns
WordPressのデフォルトの投稿一覧ページにはない情報を付け足したり、不要な情報を取り除いたりすることで、管理画面をスッキリさせてくれるプラグインです。
デフォルトの状態では一覧画面では確認できないサムネイル画像やパス、カスタムフィールドなどを表示させることで、素敵な管理画面に仕上げたいときに必須となる子です。
Webサイトの表面には一切関係ないプラグインではあるのですが、Webサイトの裏側にもこだわりをもっていきたいですね。
7. カスタムフィールドのことなら任せて! Advanced Custom Fields
投稿やカスタム投稿にデフォルトで用意されているタイトルや投稿本文以外にカスタムフィールドを追加してくれるだけでなく、一元的にカスタムフィールド関連全般を管理することもできるとても優秀なプラグインです。
WordPressのそもそもの機能でカスタムフィールド自体は追加することもできるのですが、入力値に制約をかけたり、返り値を選べたりできるのはこのプラグインならではです。
8. カスタム投稿はプラグインで管理しよう! Custom Post Type UI
WordPressの大きな魅力の一つ、「カスタム投稿」を総合的に管理することのできるプラグインです。
functions.php
でカスタム投稿をひとつひとつ登録していくことももちろん可能なのですが、管理画面からワンクリックでpublic
をfalse
にできたりするのがやはりこういったプラグインの魅力ですね!
また、Webサイト間でのカスタム投稿・タクソノミーのインポート/エクスポートや、プラグインを無効化する場合にfunctions.php
にカスタム投稿・タクソノミーを移行することができる点も素晴らしいですね。
9. 確認画面付きフォームなら! MW WP Form
最後は、Webサイトの核ともいえる「お問い合わせフォーム」を管理するプラグインです。
有名どころとしては「Contact Form 7」もありますが、実案件ではデフォルトの機能として確認画面が用意されている本プラグインを利用することがほとんどです。
ただ、バリデーションまわりのカスタマイズがやや煩雑なため、バリデーションはプラグインの機能を使わずJSで実装することも少なくありません。
まとめ
今回は「WordPressの“神”プラグイン9選」と題しまして、とくに制作サイドの人間にとっての“神”プラグインを厳選してお送りいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
今回挙げたプラグイン以外にもおすすめのプラグインがあったらぜひTwitterやFacebookなどでどしどし教えてください!
かしこ。